行雲流水を求める。

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【Gwent】カードゲームにハマったおじさん【グウェント】

どうも。突然ですが、皆さんはカードゲームにハマったことはありますか?私は小学生~中学生くらいにデュエルマスターズにハマっていました。友人たちと学校が終わったらデュエルし、週末になったら友人の家でデュエル大会が毎週のように繰り広げられていました。機神装甲ヴァルボーグがクソ強かった、クリスタルランサーはインチキ、精霊王アルカディアスは出てきたら終わり、そんな記憶があります。それ以降カードゲームは何も触っていませんでしたが、最近YouTubeでCMを見てとあるカードゲームを始めました。

それがグウェントです。ハースストーンでもなくシャドウバースでもなくグウェントです。聞いたことが無い人もいるでしょう。なにせ世界的に見てもすさまじくマイナーなゲームです。ということで今回は(私の中で)話題沸騰中のこのグウェントをざっくりと紹介しようと思います。

 

 

 グウェント ウィッチャーカードゲームとは

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グウェントは元はゲーム「Witcher 3 :Wild Hunt」のミニゲームでした。それにいろんな調整を加えて、β版を試して、リリースされたのがこの「グウェント ウィッチャーカードゲーム」です。ざっくりし過ぎかもしれませんが、私はつい1か月ほど前、リリース版から始めているのでそれ以前がどのような環境だったかはわかりません。

 

ざっくりとしたルール

  • 1つのデッキにカードはカード25枚以上
  • 試合開始時にデッキの中からランダムで10枚を取り出し、それを手札に試合が始まる
  • 手札は最大で10枚で、それ以上にはならない
  • ユニットを配置できるフィールドは近接・間接の2ラインに別れている
  • カードは1ターンに1枚だけしか使えない(例外アリ)
  • カードには戦力値があり、フィールドにあるカードの合計戦力が多いほうが勝ち 
  • ラウンド開始直前に2回だけカードを指定して、デッキから選びなおすことが出来る
  • ラウンド終了時にフィールドのカードは全て墓地に置かれる
  •  3ラウンド制で2ラウンドとるかラウンド勝利数の多いほうが最終的な勝利

手札が10枚以上にはならず、純粋なドローのカードがなく、”相手プレイヤーに攻撃”というシステムのないグウェントは、麻雀に似ているなと個人的に思いました。ゆえに1R目の配牌が事故ってるとどうあがいても勝てないパターンもあります。まぁ、その事故を減らすのがデッキ構築の技術なんですけれども。

 

グウェントの特徴

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数種類の勢力が存在し、1つの勢力にリーダーが複数人

デッキを作る際はまず勢力とリーダーを決めます。勢力ごとにざっくりと得意な戦法が存在し、それを駆使して戦うことになります。リーダーにはそれぞれ固有の能力があり、一気に流れを変える切り札的な能力もあれば、じわじわとボディブローのように相手に刺さる能力もあり、グウェントを面白くしている要素の1つです。

 

ゴールドカードとブロンズカード

カードには大きく分けてデッキに1枚しか入れれないゴールドカード、デッキに2枚まで入れれるブロンズカードの2種類があります。当然ゴールドカードには強力な能力を持つカードが多く、構築コスト(以下で解説)も高い傾向があります。

 

多くのカードゲームに見られる「コスト(マナ)」の概念がない

多くのカードゲームではカードを使用する際にコストを払わなければなりません。そして基本的に弱いカードのコストは軽く、強いカードのコストは重く設定されており、コストの強いカードは序盤には使えません。しかし、グウェントにはその「コスト」概念がありません。1ターン目から強いカードを出すこともできます。その代わりにグウェントには「構築コスト」なるものが存在します。これはデッキを構築する際の縛りで、デッキには構築コストの上限があり、強いカードばかりだと25枚入れる前に上限に引っかかってしまいます。強いカードと弱いカードをバランスよく使ってデッキを構築しなければなりません。

 

初心者に優しい

グウェントを開始して最初に使えるデッキがまぁまぁのクオリティで、意外と使えるカードも多く、意外と勝てます。そしてカードを入手するためのゲーム内通貨のようなものも最初に配布されるので、開始早々強めなカードを入手して強めなデッキを構築することもできます。そして、グウェント公式が「強い人のデッキをパクれ」と言わんばかりに、公式サイトでデッキをシェアできるページを用意し、レートの高いプレイヤーがそこにデッキを公開しています。それをそのまままるパクリすれば強いデッキを簡単に作ることができます。

 

で、やってみて実際どうなの?

タイトルで「ハマった」って言ってるんだからもちろん、ハマりしています。1か月プレイしてデッキ構築のコツやプレイングのコツもわかってきましたし、相手のデッキの戦法や切ろうとしているカードもだんだん予想できるようになってきました。

 

ちなみに、私が好んで使っている勢力はモンスターです。モンスター勢力はその名の通りウィッチャーの世界のモンスターたち(ウィッチャーたちに狩られる側)で構成されていて、フィールドに出したユニットがだんだん巨大化したり、自陣のユニットを自ら破壊することでアドバンテージを得ることを得意としています。

 

しかしながらそんなメチャメチャおもしろいグウェントにも問題があります。それは、世界的に見ても他のカードゲームより圧倒的に過疎っていることです。(Twitchでの視聴者数は大体数百人程度。ハースストーンは大体1万人以上)日本のプレイヤーなんてもしかしたら数えるほどしかいないのかもしれません。ですから、このブログをご覧の皆さんもグウェント、やろう!